「技の一つ一つを磨き上げたい」と話す近藤隼斗さん(左)=有田町の有田幹部派出所道場

 切れ味鋭い内股や大腰を武器に、昨年8月の全国中学校体育大会男子60キロ級を制した。前年は66キロ級で全国大会にこまを進めたが、2回戦敗退。階級を落とすことでスピードが増し、県大会、九州大会を含め、すべて一本勝ちを収めた。

 柔道を始めたのは小学2年のとき。母親の勧めで練習を見に行き、「投げ技が決まる瞬間」に魅了された。実家は武雄市だが、同級生の強豪がそろう有田中で腕を磨く。

 春からは高校生。ウエートトレーニングなど、体作りも本格的に始める。高校で実績を重ねれば、夢の五輪の舞台も見えてくる。そのためにも「技の一つ一つをもっと磨かないと通用しない」と先を見据える。

 男子代表監督の井上康生さんのような「一本を取る柔道」が目標。同じ内股の使い手として、完成された技の美しさにあこがれる。世界に通用する選手になるには「常に攻める気持ちが大切」。持ち前の負けん気で、層が厚い日本柔道界の新星になることを誓う。

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