蹴りなどの技を繰り出し、「感覚通りにポイントになったときがうれしい」と語る福田侑羽さん=嬉野市文化センター

 「自分の強みは?」との問いに「分かりません」とはにかむ控えめな性格。ただ試合になれば一変し、指導する山下卓也さんは「劣勢でも決して諦めない。蹴りの精度とパワーはトップクラス」と認める。テコンドー女子で唯一、2023年の佐賀国体に向けた強化指定選手に選ばれている。

 昨年7月の全日本ジュニア選手権は59キロ以下級で準優勝。この階級としては身長は低いほうで、高得点の上段を狙うのは難しく、攻撃は中段が主体になるが、そんなハンディを感じさせない重い回し蹴りなどで勝ち上がった。

 ただ、決勝はリーチの長い相手に「攻め方が分からなかった」と悔しがる。

 リオ五輪日本代表の濱田真由選手には小学生の時、試合でセコンドを務めてもらった縁があり、テレビで精いっぱい応援した。2020年が東京に決まり、「自分も行きたいと思うようになった」という。

 「練習した技をもっと試合で出し、自信のある選手になりたい」と目を輝かせる。

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