ジェネリック医薬品の有用性を説いた国際医療福祉大大学院の武藤正樹教授=佐賀市のメートプラザ佐賀

 ジェネリック医薬品(後発薬)の活用を学ぶセミナーが5日、佐賀市のメートプラザ佐賀であった。国際医療福祉大大学院の武藤正樹教授(68)が同成分で医療費が安く済む「ジェネリック医薬品」の有用性を説き、「を」と訴えた。

 後発薬は先発品の特許が切れた後に製造・販売される薬で、先発と同じ有効成分と効果を持つという。開発費などがかからないため安価で、政府は医療費抑制のため普及を促している。

 武藤教授は医師の6~8割がジェネリック医薬品の効果や成分に疑問を持つデータを示し、「以前は臨床試験や承認・認可の基準が甘く、安かろう悪かろうのイメージがあった」と分析。「現代では厳正な検査が設けられ、品質に遜色はない」と指摘した。佐賀県でのジェネリック医薬品の数量ベースでの普及率は全国平均より高く、「佐賀では後発薬品への理解が進んでいるようだ」と話した。

 セミナーは全国健康保険協会佐賀支部が主催、約100人が聴講した。「健康」をテーマにしたにわか劇団の公演もあった。

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