交通事故削減に向けて、データ活用のアイデアを出し合う参加者=佐賀大学本庄キャンパス

 交通事故の削減をテーマに、ビッグデータの活用策を探るイベントが4日、佐賀市であり、県内の自治体、企業関係者や市民ら約40人が意見交換した。グループに分かれて安全運転を心掛けているドライバーにポイントを付与するサービスなどを考案。必要なデータをいかに集め、どう利用するのか、アイデアを出し合った。

 行政が持つ膨大なデータを公開し、サービス向上や社会問題の解消に役立てようと、県や佐賀大などが企画した。参加者は人口10万人当たりの人身事故率が全国ワーストという県の汚名返上に向けて、自由な発想で議論した。

 各グループの発表では、スマートフォンの活用や自動車の技術革新も見込んだアイデアが目立った。ドライバーの気分を車に映し出すシステムを考案したグループは、近くの車が車間距離を空けたり、道を譲ったりして安全運転を促す効果が期待できると説いた。

 行政機関に提供を求めるデータの内容のほか、必要なシステム開発の財源についても意見を交わし、自治体のふるさと納税や基金の活用などを挙げるグループもあった。

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