伊万里市と市議会が九州電力玄海原発3、4号機(東松浦郡玄海町)の再稼働に関する市内13カ所での住民説明会開催を県に申し入れていたことについて、塚部芳和市長は7日、県側から県主催では開催しない意向を伝えられたことを明らかにした。ただ、市主催で開くのであれば、国との連絡は県が協力するという。

 塚部市長は「市が主催する形式は考えていなかった」と困惑。13地区での説明会の要望は市議会から提案を受けた経緯があり、「議会と相談して結論を出したい」と話した。

 塚部市長によると、7日午後1時ごろ、副島良彦副知事から直接電話があったという。県主催で開かない理由は「公民館での説明会は県民全体を対象としていないので、市で対応すべきだというニュアンスだった」という。

 一方、塚部市長から伝え聞いた盛泰子市議会議長は「県主催で開かない詳しい理由などが分からないので議員に説明のしようがない」と、市の担当部局を通じ県に文書での回答を求めた。9日に全員協議会を開き、今後の対応を協議する方針。

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