式典終了後、記念撮影する新成人=多久市中央公民館

 佐賀県内で最も早い成人式が3日、多久、武雄、有田の3市町であった。振り袖や真新しいスーツで着飾った新成人が、家族や地域の大人たちに感謝を表しながら、社会で生きる大人として精進することを誓った。

 多久市中央公民館で開かれた式典では、横尾俊彦市長が「一日一日を大切にしながら感動と感激が待っている人生を謳歌(おうか)してほしい。この節目をジャンプ台にして、とり年にふさわしく大きく羽ばたいてください」と激励した。

 新成人262人を代表し、東部中校区の田中友晶さん(20)、中央中校区の副島駿さん(19)、西渓中校区の川浪美沙さん(20)の3人があいさつした。副島さんは「東京で駅員として働いている。帰省して、多久の自然や人の温かさに気づきました。向上心を持って力強く、優しく、たくましく生きていきたい」と宣誓した。

 会場に拡声器を持ち込む新成人もおり、中学時代の恩師のビデオメッセージが流れている間、騒がしい状況が続いた。開式のあいさつで田原優子教育長は「みなさんを甘やかすために式典を開いているわけではありません。大人になる覚悟は持っていますか」と厳しく問いかけた。その後、式は穏やかな雰囲気で進んだ。

 武雄市では581人、有田町では178人が成人式を迎えた。成人式は、8日までに20市町38会場で開かれる。

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