九州の大手企業のトップは4日の仕事始めで、今年の経営方針を社員の前で訓示した。九州電力の瓜生道明社長は福岡市の本店で「玄海原発3、4号機の再稼働は、財務の回復にとって必要不可欠だ。総力を結集し、早期再稼働を目指す」と強調した。

 昨年4月の電力小売り全面自由化後に、顧客の流出が続いていることに関しては「強い懸念を抱いている。今年のガス小売り全面自由化で(始める)電気とガスのセット販売を奪還の有効な武器としたい」と述べた。

 JR九州では青柳俊彦社長が福岡市の本社で幹部約200人を前に年頭のあいさつ。昨年10月の株式上場に触れつつ「今年は上場後の実力が問われる重要な年になる。鉄道や街づくりなどそれぞれの取り組みを貪欲に磨き続けよう」と話した。

 福岡銀行などを傘下に持つふくおかフィナンシャルグループの柴戸隆成社長は「地域金融機関の最大の使命である地域経済の発展に貢献し、企業価値の向上にもつなげたい」とのコメントを出した。【共同】

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