利用者の入浴サービスの準備をする看護師(右)。講演会では福祉ナースが経験談を語る=小城市三日月町の重症児者デイサービス「いーはとーぶ」

 福祉事業所で働く看護師の活動を紹介する講演会が11日午後2時から、佐賀市のアバンセで開かれる。障害者が安心して地域で暮らせるように在宅医療の在り方が模索される中、福祉ナースが果たす役割や、障害者支援の充実に向けた手だてを考える。参加無料。

 「さが福祉ナースの会」が初めて企画した。同会は福祉サービスを提供する事業所に勤務する看護師が職域を超えて約2年前に立ち上げ、現在は約10人で研修や勉強会を重ねている。

 在宅医療を受ける障害児は増えつつある。人工呼吸やたんの吸引など医療的ケアを担う看護師の重要性は増しているものの、地域の事業所を含め慢性的な人出不足が続いているという。

 講演会では、佐賀市の社会福祉法人「はる」の福島龍三郎理事長に加え、現場で働く3人の福祉ナースが経験を語る。小城市の重症児者デイサービス代表の看護師大野真如さん(35)は「福祉ナースには、ゆっくりと長い目で子どもたちと関われる楽しさがある」とやりがいを強調し、「存在を知ってもらう機会になれば」と話している。

 問い合わせは同会、電話0952(37)7078。

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