昨年夏の参院選で選挙事務を担当し、入場券を受け取る牛津高の生徒=小城市の牛津中

 小城市選挙管理委員会は主権者教育の一環として、26日に投開票される市長選の選挙事務に高校生を起用する。昨年7月の参院選に続く試み。投票日は春休み中で年度末最後の日曜日。進学や就職で引っ越す18歳も多いとみられ、投票率の伸び悩みが予想されることから、若者の関心をつなぎ止めようと腐心している。

 選挙事務は投票所で受け付けや整理券の仕分けなどに当たる。12カ所で計48人に依頼する。

 市選管は2月24日、参院選で実績がある牛津高の保護者宛てに文書で生徒の募集を提案し、「地域社会との関わりを体験できる」と呼び掛けている。参院選は試験の関係で協力を得られなかった小城高にも持ち掛け、選挙事務の説明会には生徒70人が参加した。市内在住の高校生全般にも募集をかけるという。

 2013年の市長選は、現職のほかに男性が告示日に急きょ立候補を表明し届け出。男性がポスターを貼らず、街宣活動もしない異例の選挙戦となり、30・67%という低投票率だった。

 今回の市長選は現職と新人が立候補する予定。市選管は「前回からの悪い流れを断ち切るためにも、選挙事務などで10代有権者の関心を掘り起こし、1ポイントでも投票率をアップさせたい」と強調する。高校生の選挙事務の問い合わせは小城市選管、電話0952(37)6114へ。

=はじめの1票 18歳選挙権さが=

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