センター試験の受験票を忘れる受験生が3倍以上に増えた佐賀大学の前期日程入試=2月25日、佐賀市の本庄キャンパス

 佐賀大学の前期日程入試(2月25、26日)で、大学入試センター試験の受験票を忘れた受験生が前年の43人から3倍以上増え、141人に上った。当日に仮発行を受ければ受験は可能だが、試験前に手続きが間に合わないケースも出た。大学は、持参するように念を押すチラシの配布を取りやめたことが影響したとみており、後期日程入試(12、13日)の受験生に「忘れないで」と呼び掛けている。

 センター試験の結果を利用する国公立大入試では、2次試験とセンター試験の受験票を持参しなければならない。佐賀大の前期日程入試の受験票には、センター試験の受験票を持参するように明記していたが、6学部1805人の受験者のうち7・8%が忘れた。

 入試課は例年と異なり、持参を促すチラシを出願書類に同封しなかった。来年度に導入するインターネット出願で、2次試験の受験票を受験生自身が印刷して持参するなど、主体的な準備に変わることを見据えた対応だったとしている。受験票を忘れた場合、窓口に申し出れば仮発行される。今年は手続きをする人数が多く、受領が間に合わずに試験後になったケースもあった。入試課は「受験票を忘れると、動揺して結果に影響が出かねない。来年度の入試に向け、電子メールでの呼び掛けや高校への協力要請を検討したい」と話す。

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