米国の見本市などを視察した成果や今後の事業計画を発表する参加事業者=西松浦郡有田町の佐賀県窯業技術センター

 伊万里・有田焼の米国での市場開拓を目指し、佐賀県が本年度から3年計画で取り組む事業の産地報告会が7日夜、西松浦郡有田町であった。事業に参加した町内7窯元・商社が米国を視察した手応えや、今後の事業計画を発表した。

 7窯元・商社は昨年10月から米国の焼き物事情などの勉強会を重ね、今年2月にニューヨークで開かれた米最大規模のギフトやインテリアの見本市を視察。合わせてレストランチェーンでテストマーケティングを行った。

 報告会では窯元商社の代表がギフト市場の大きさや日本製品への好感度の高さなど、米国展開の可能性を指摘。「富裕層を狙い、日本ならではの洗練された商品を作る」などと、今後の商品開発の方針などを説明した。

 また、事業コーディネーターの「メイド・イン・ジャパン・プロジェクト」(赤瀬浩成社長)が、見本市の概要として毎年2月と8月に開催され、世界2400社が出展することや、テストマーケティングの結果を紹介した。「商品の質の高さが分かる情報提供が必要」「国内より大きな商品の需要がある」などと総括した。

 事業は3年計画で、参加社は来年2月からニューヨークの見本市に3回連続で出展する。

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