学校長の山口祥義知事から卒業証書を受け取る専門課程4年制の卒業生=有田町の県立有田窯業大学校

 佐賀県立有田窯業大学校(学校長・山口祥義知事)の卒業式が8日、有田町の同校であった。専門課程4年制5人と同2年制18人が仲間と技を磨いた学びやを巣立った。

 式では山口知事が一人一人に卒業証書を手渡し「有田焼創業400年の節目に有田で学んだことは大きな財産となる。伝統を守り、変化に対応して大きく羽ばたいて」とあいさつした。卒業生を代表し、田中祥子(さちこ)さん(28)=4年制=が学園生活を振り返り「歴史ある焼き物の町で学んだことを礎に前進していく」と答辞を述べた。有田町内の窯元に就職する田中さんは「少ない人数で集中して技術を学べた。これからは職人として焼き物業界に貢献していきたい」と話した。

 卒業生23人のうち有田町内8人を含む14人が窯元などに就職する。家業を継いだり、進学してさらに技術を高めるなど、ほとんどが卒業後も焼き物作りに携わる。同校は昨年4月に佐賀大学芸術地域デザイン学部と統合。新年度からの在校生は4年生2人、3年生6人となる。

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