今年も児童が集めた浄財を受け取った「うしづ石工の里を未来に伝える会」の松尾義幸会長と砥川小4年の児童ら=小城市牛津町

 小城市牛津町の砥川小4年生23人が6日、学校周辺に多く残る石仏を版画にしたカレンダーを配って集めた浄財約7万円を、地元文化団体「うしづ石工の里を未来に伝える会」(松尾義幸会長)に寄贈した。松尾会長は「石仏の土台修復などに使いたい」と、子どもたちに感謝した。

 4年生は昨年5月、同会の案内で、砥川地区に数多く残る石仏を巡った。児童たちは、それぞれ気に入った石仏をモチーフに選んで版画で描き、カレンダーを制作。牛津町中心街で毎秋開かれる産業祭で、募金をしてくれた市民へお礼に手作りのカレンダーをプレゼントした。

 贈呈式では坂井亜子さん(10)と池田陽向(ひなた)君(10)、西山結奈(ゆな)さん(10)の3人がクラスを代表して、「石仏巡りで文化財を守る大切さを知った」と話し、募金を松尾会長らに手渡した。松尾会長は「みなさんの善意から出た行動が、将来にわたって地域の文化財が残るという結果にきっとつながる」と活動をたたえた。

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