鳥栖―横浜M 前半13分、先制ゴールを決める鳥栖MF鎌田=鳥栖市のベストアメニティスタジアム

 満員の2万人超のサポーターが声をからし、「ものすごい後押しをもらった」とMF鎌田。鳥栖は守備で重圧をかけて主導権を握り、難敵・横浜Mを撃破した。これでホームは4試合連続の完封勝ち。順位も今季最高となる10位に浮上した。

 相手のサイド攻撃の主役はスピードとうまさを兼ね備えるMF斎藤とマルティノス。「この2人にボールを持たせない」とのフィッカデンティ監督の狙い通り、選手たちは高い位置から猛烈なプレスをかけ続けた。

 その姿勢が得点を生んだ。前半13分、ペナルティーエリア手前の相手の不用意なパス回しを、鎌田が出足鋭く襲ってボールを奪取。「相手の視界からうまく消えることができた」といい、落ち着いてゴール左隅に流し込んだ。第8節・神戸戦で同じようなGKとの1対1の決定機を逸していただけに笑顔がこぼれた。

 前半から飛ばし、試合終盤の10分間は横浜Mの波状攻撃を受けた。それでも2人、3人と加わって味方でカバーし合い、危ない場面を何度も乗り切った。

 「ゴールデンウイーク最後の日に、またスタジアムに来たいと思ってもらえるような仕事ができてよかった」とGK権田。ホーム戦で絶対的な強さを見せる一方、敵地では未勝利で、勝ち得た自信を胸に2週連戦の敵地に乗り込む。

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