嬉野中の生徒が刈った稲を受け取る米国の子どもたち=嬉野市嬉野町岩屋川内

嬉野中の生徒から教わりながら稲を刈る米国の子ども=嬉野市嬉野町岩屋川内

 嬉野市の嬉野中の子どもたちと、佐世保市の米軍基地で暮らすガールスカウトの家族が、稲刈り体験を通して交流する催しが24日、嬉野市嬉野町の田んぼであった。総勢約100人が参加し、片言の英語や身ぶり手ぶりでコミュニケーションを楽しみつつ、約5アールを刈り取った。

 嬉野中の子どもたちが慣れた手つきで手刈りする一方、米国人の子どもたちは初めての稲刈り。最初は刈られた稲を受け取るだけだったが、中学生から「レッツ・トライ」と鎌を受け取ると、教わりながら稲を次々に刈っていった。

 嬉野の温泉旅館「松園」の光武健治郎社長が約10年前から、知人を通じて米軍家族の田植え・稲刈り体験を主催している。今回は、今年6月の田植え体験に訪れた家族らも含めて約60人が訪れた。

 刈り取ったコメを羽釜で炊いて食べる時間も。嬉野中3年の重富悠菜さん(15)は「小さい子でもしゃべるのが早くて英語は聞き取れなかったけど、ジェスチャーでコミュニケーションが取れた」とうれしそう。メラニー・パドローンさん(10)は「自然が好きなので、楽しくていい経験ができた」と話していた。

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