杵島郡江北町議会の池田和幸副議長(58)=上小田・4期=が8月中旬、町文化協会の常任理事15人に、公職選挙法で禁じられている残暑見舞いのはがきを送っていたことが26日、分かった。町選挙管理委員会は事実を確認した上で9月11日、池田氏を口頭で注意した。

 池田氏は残暑見舞いのあいさつ文と署名を、懸賞付きはがき15通にパソコンで印刷し、自身が今年5月から事務局長を務めている町文化協会の常任理事全員に送付した。

 県選管によると、公選法第147条2項では、答礼のための自筆によるものを除き、政治家が選挙区内の住民に年賀状や暑中見舞いなどのあいさつ状を送ることを禁じている。

 町選管は、県選管への匿名の情報提供を基に8月末、送付の事実を把握した。この条項違反による罰則規定はなく、選管の9月定例会で審議して口頭注意とした。

 池田氏は取材に対し、これまでに同様のあいさつ状を送ったことはないと説明し、「協会としてのあいさつのつもりだったが、署名を入れてしまった。申し訳なかった」と話している。

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