グループワークでは活発に意見が交わされていた=佐賀市の城北中学校

グループワークでは活発に意見が交わされていた=佐賀市の城北中学校

 県内の中学校に新聞を届ける「さが維新塾」の一環として、記者が幕末維新期の歴史を教える出前授業が19日、城北中で開かれた。佐賀新聞社の瀬戸健太郎記者が2年3組の生徒40人に、フェートン号事件をきっかけに佐賀藩が近代化に突き進んだ歴史を講義した。

 瀬戸記者は、佐賀藩が警備を担当した年に、長崎港にフェートン号が侵入した「フェートン号事件」を説明。事件をきっかけに世襲制を廃止し、人材育成や財政の立て直し、反射炉製造など軍備の近代化、農村復興の四つの政策を進めてきたことを解説した。

 生徒たちはグループごとに「もし藩主だったら四つのどの政策から取り組むか」を話し合った。「ほかの政策に取り組むためにも、まずはお金が大切だろう」「将来を担う人材育成がやっぱり一番」など、国が大きく動き出そうとしていた幕末の佐賀藩主の気持ちに立って、活発に意見を交わしていた。

 授業を受けた千綿藤子さん(14)は「佐賀藩は思っていたよりもいろいろな政策に取り組んでいて驚いた。大砲を造っていたことを初めて知った」と感心していた。

 【写真】グループワークでは活発に意見が交わされていた=佐賀市の城北中学校

このエントリーをはてなブックマークに追加