ちくわ作りに没頭。「上手にできたよ」

魚が苦手な子どもでも、焼き立てのちくわのおいしさは格別

 本庄江川河畔に大正13年に創業した野中蒲鉾(かまぼこ)。当時は本庄江川のそばにたくさんあった蒲鉾店が徐々に消えていく中で、地域に根を張り今年93年目を迎えた。

 20年前には直売店をオープン。農林水産大臣賞を受賞したおさしみ蒲鉾や、にぎりちくわ、子どもに人気のミンチコロッケにおさかなドーナツなど、幅広い品ぞろえで試食も可能だ。

 工場見学や6年前に始めたかまぼこ体験工房では、焼ちくわ、かまぼこそうめん、板かまぼこ、てんぷらの4種類の体験が可能となっている。北部九州には同様の設備を持つ蒲鉾店が少なく、子どもだけでなく大人も楽しめる充実した内容に、県外からの参加者やリピーターも多い。工場見学に利用する小学校も年々増加している。

 「昔に比べると食べる機会が減っている練り製品ですが、体験工房でおいしさを知ってもらいファンを増やしていきたい」と、代表を務める野中優二さん。10月28、29日には毎年恒例秋の感謝祭が開催される。(地域リポーター・富崎喜代美=佐賀市)

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