玄海原発3、4号機の再稼働に向けた地元同意手続きについて、唐津市の意向を十分配慮するよう県に求める考えを示した坂井俊之市長=唐津市役所

 唐津市の坂井俊之市長は6日、佐賀県庁を訪れ、玄海原発3、4号機(東松浦郡玄海町)の再稼働に向けた地元同意手続きの際に唐津市の意向を十分配慮するよう副島良彦副知事に申し入れ書を提出する。4日の新年会見で坂井市長は「まずは(再稼働に向けた)説明会を唐津で必ず開くよう求めたい」と語った。

 市議会の玄海原発対策特別委が昨年12月にまとめた報告書を基に要請する。報告書は、玄海3、4号機の地元同意手続きに際し、「県が再稼働の判断について国から意見を求められた際には説明会を開催すること」「県が再稼働の最終判断をする際には唐津市民の意見を十分考慮すること」の2点を県に申し入れるよう市に求めている。

 坂井市長は会見で、原発の「地元」について問われると、「唐津はずっと地元だと思っている」と強調した。原発から近い所で数百メートルしか離れていない距離の問題を挙げ、「国の枠組みの中では準立地地ということになるかもしれないが、立地地として対応をしていただきたい」と注文した。

 29日投開票の市長選には「関わらない」とし、「民意で選ばれて市長になられる方が唐津市をしっかり前に進めてもらいたい」と語った。自身の退任後については未定で、「(4月新設予定の)ボートレース企業局長や、コスメの地域商社の社長になることは絶対にない」と念押しした。

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