はかま姿で職員に年頭の訓示をする山口祥義知事(右)=佐賀市の佐賀城本丸歴史館

仕事始め式で、職員に訓示する岸本英雄町長=東松浦郡玄海町役場

年頭訓示で「総力を挙げて安全安心を」と促した逢阪貴士本部長=佐賀市の佐賀県警本部

自己改革の推進を職員に呼び掛けたJAグループ佐賀の仕事始め式=佐賀市のJA会館

 佐賀県内の多くの官公庁や団体で4日、仕事始め式があった。玄海原発の再稼働問題など国策絡みの県政課題が重要な局面を迎える中、1期目を折り返す山口県政。組織改革に取り組みつつ、農業者の暮らしや生産環境の向上を目指すJAグループ佐賀…。トップや幹部が決意を込めて訓示し、職員の奮起を促した。

 =県庁=

■一人一人志を

 ○…佐賀城本丸歴史館で開かれた佐賀県庁の仕事始め式。はかま姿で登場した山口祥義知事は、幹部職員約90人を前に「志」の大切さを強調した。

 山口知事は佐賀藩のパリ万博出展から150年に当たることに触れ、「佐賀のプライドはものづくりであり、それを支えるのは志。県職員一人一人が強い志をもって前に進んでいく」と決意を述べた。佐賀空港への自衛隊新型輸送機オスプレイ配備計画や玄海原発再稼働など山積する国政課題については「今まさに動いている最中で、しっかりと真摯(しんし)に取り組んでいきたい」と語った。

=玄海町=

■目標は町の自立

 ◯…町内に立地する九州電力玄海原発の再稼働に向けた動きが最終盤を迎えている東松浦郡玄海町。仕事始め式で岸本英雄町長は「今年は原子力発電所が再稼働する年になるし、議員の選挙もある。いろんな意味で変化を生じる年になることをもう一度かみしめ、将来の玄海町を思っていただければ」と強調、「玄海町は自立を目標に頑張っていくということを、一人一人が忘れないでほしい」と職員に呼び掛けた。

=県警本部=

■安心安全へ総力

 ○…佐賀県警本部では逢阪貴士本部長が、幹部ら約200人を前に年頭訓示を述べた。佐賀北署と佐賀南署の運用開始を4月に予定していることを踏まえ、「総力を挙げて、高いレベルの安全安心を目指していきたい」と力を込めた。

 ニセ電話詐欺の県内被害総額が2年連続で最多を更新するなど「治安情勢は依然として厳しい」と指摘し、「県民の期待と信頼に応える力強い警察を」と奮起を促した。

=JAグループ佐賀=

■結果求められる

 ○…環太平洋連携協定(TPP)の承認や農協改革議論の再燃で「自己改革」の加速が求められるJAグループ佐賀の合同仕事始め式には、職員約100人が参加した。JA佐賀中央会の金原壽秀副会長が「農業者の所得増大」「農業生産の拡大」「地域の活性化」の3本柱を掲げ「農家、国民との重い約束だ。結果が求められており、頑張ったというだけでは許されない」と奮起を呼び掛けた。2月1日から新築したJA会館での業務がスタートする。

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