大勢のファンが詰めかけた、岩合さん(左)のギャラリートーク=佐賀市の佐賀玉屋

愛らしい猫に胸キュン

 写真家岩合光昭さんの「世界ネコ歩き」写真展が、佐賀市の佐賀玉屋で開かれている。同タイトルの人気テレビ番組を収録中に、世界15地域で撮影した愛らしい猫の写真約200点が並ぶ。9日まで。

 パリの街角で柵に手を掛けて通行人を眺めたり、ブタと鼻先をこすり合わせたり、フィルター越しに見える猫の表情は穏やかで自由気まま。その土地の景観に溶け込み、奔放に生きる姿が活写されている。

 昨年末のギャラリートークでは、岩合さんがファンを前に撮影秘話を語った。ノルウェーの森に住む雌猫のキアーラは、ハンティングの際に後ろ足で立つのが癖。前足で羽虫を狙った瞬間を撮影したものの、よく見ると狩りに失敗しており「(失敗を)笑ったら不機嫌になって、その後1時間は撮らせてくれなかった」と苦笑いした。

 佐賀市の50代女性は「岩合さんの写真は、猫好きの人間が思わず『分かる分かる』と共感してしまう瞬間を切り取っている」と話し、写真に見入っていた。

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