ハードルまたぎと腹筋、背筋のサーキットトレーニングを行う短距離種目の選手たち=伊万里市の国見台陸上競技場

 高校生陸上選手の競技力向上を目指す「伊万里アスリート・アカデミー」のウインター・トレーニング・キャンプが4日、伊万里市の国見台陸上競技場で始まった。九州内と福井、鳥取、島根、山口の11県から約400人が参加し、7日まで3泊4日で「心・技・体」を養う。

 開会式では松永成旦ヘッドコーチ(佐賀北高監督)が「主役は君たち自身。目標達成のために今日からの練習があり、その気持ちを合宿で確認してほしい」と選手を鼓舞。リオデジャネイロ五輪の男子400メートルリレーで銀メダルを獲得したケンブリッジ飛鳥選手ら日本のトップ選手が「自分を信じて頑張れ」「この合宿から世界に出てきて」などとメッセージを寄せた映像を見て、モチベーションを高めて合宿に入った。

 午後からは短距離、中長距離、跳躍、投てき、ハードルの5種目に分かれ、基礎的な練習を中心に体を動かした。期間中はイマリンビーチで砂浜を使ったトレーニングを行うほか、選手同士のコミュニケーション能力向上にも力を入れる。

 県内進学校の陸上部の競技力向上を目的に鹿島市で始まり、伊万里市に場所を移して5年目。県外強豪校も加わり、「一年の初めは伊万里から」という常連校も増えた。今年は大学生アスリートや、ロンドン五輪の短距離日本代表でけがからの再起を目指す江里口匡史選手(大阪ガス)も参加している。

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