上品な色使いが好評の「煌華立雛」を見る来場者=佐賀市の村岡屋卸本町店

 手織りの佐賀錦で20年以上人形を制作する藤山育子さん=佐賀市=の作品展が5日、同市の村岡屋卸本町店で始まった。佐賀錦をまとった節句人形やアクセサリーなど約百点を展示、販売している。15日まで。

 会場には金箔(ぱく)や銀箔できらびやかに輝く佐賀錦をまとったひな人形や端午の節句用のかぶと、ペンダントなどが並ぶ。「煌華立雛」人形の格式高い雰囲気に合わせた上品な着物の色使いが来場者の目を引いている。

 人形作りは顔の表情に合わせてメーンの着物の柄を決め、全体の雰囲気や色合いを見ながら制作を進めるという。藤山さんは「色合いは個性が出る部分だと思う。自然な組み合わせになるように心掛けている」と話す。

 作品展は毎年1月に開き、藤山さんは「人形の着物の配色や伝統的な柄をもとに考案したオリジナルの柄も楽しんでもらえれば」と話している。開場は午前10時から午後6時まで(最終日は正午まで)。

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