グラフィックデザイナーたちの発想豊かな作品を楽しむ来場者=佐賀市本庄町の高伝寺前村岡屋ギャラリー

野田みちこさん「ちいさいわたしのお正月」

 県内在住、出身者のグラフィックデザイナーによる恒例の「正月を遊ぶ」展が、佐賀市の高伝寺前村岡屋ギャラリーで開かれている。ベテラン、若手の13人が自由な発想で平面や立体作品を展示、来場者の目を楽しませている。8日まで。

 正月やえとにちなんだ作品が並ぶ。池上千代香さん(江北町)は正月遊びをテーマに佐賀を舞台にしたすごろく、えびす様の福笑いを出品。江口扶美雄さん(佐賀市)の「梅のつぼみ」は、手描き原画を基にパソコンで仕上げ、ウグイスを連想させる。

 野田みちこさん(小城市)はもちつき、屠蘇(とそ)など昔の記憶を基に年末年始の家庭の光景をイラスト化。森永昌樹さん(同)の壁面オブジェは本物の羽が全面を覆う。中野緑さん(佐賀市)は石全体に鳥の絵をカラフルに描いた。

 今回、初出品は3人。片渕靖子さん(白石町)ははしを何本も重ね、鳥の翼をかたどるなど意欲作を並べた。同展は2009年に亡くなったデザイナーの池田勝利さん(佐賀市)を中心に始まり、今回で25回目を迎えた。

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