糖尿病から人工透析にならないための公開講座が7日、神埼市千代田町のはんぎーホールで開かれた。専門医らが糖尿病の特徴や重症化させない予防法について話し、市民ら約230人が耳を傾けた。

 国立病院機構東佐賀病院の高木佑介医師は、透析患者の半数が糖尿病由来で、日本人の5人に1人が糖尿病かその予備軍だという数字を示し、「糖尿病は社会や生活習慣の変化に伴い増加を続けており、誰にとっても人ごとではなくなった」と説明。その上で、「重症化するかどうかは周囲の環境も影響するので、治療に専念できるよう協力してほしい」と呼び掛けた。

 公開講座は腎臓病患者らでつくるNPO法人「県腎臓病協議会」が主催した。県内には約2500人の透析患者がいるが、神埼市や隣接する吉野ケ里町に人工透析ができる医療施設がないことから、環境整備の必要性を訴える狙いもあった。

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