県産木材を使用し、バリアフリー化も進めた八戸溝自治公民館=佐賀市神園5丁目

■県産木材使用、バリアフリーも

 昨年5月から建て替えていた佐賀市八戸溝の自治公民館が完成した。以前の建物は築90年以上たち、地震の影響などで傾いていた。新公民館は県産木材を使い、玄関にスロープをつけるなどバリアフリー化した。

 旧公民館は大正末期から昭和初期ごろに建設され、増改築を繰り返しながら地域の集会所として活躍してきた。しかし建物の傾きが目立つようになり、2013年、建築物検査で「危険建物」と診断されたのを機に、建て替えの機運が高まっていた。

 新公民館は、約195平方メートルの木造平屋。玄関にはスロープを設置し、トイレに手すりをつけるなどバリアフリー化した。また卓球やダンスができるホール、調理室、和室を設けた。約3800万円かけて建設し、資金は地域住民の積立金や市の補助で補った。県産木材を使う建物への県補助事業も利用した。

 既に詩吟やカラオケなど地域サークルが新公民館を活用している。同地区の松尾勝自治会長(74)は「餅つきや夏祭りなど、地域の思い出ができる場所にしていきたい」と話している。

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