JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト高校生の部で、最優秀賞を受賞した眞崎由梨佳さん(右)と楢﨑浩史校長=佐賀市の弘学館高校

■紛争地の支援心境つづる

 弘学館高校(佐賀市、楢崎浩史校長)2年の眞崎由梨佳さんがJICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト高校生の部で、最優秀賞を受賞した。全国の高校生から3万87点のエッセーが集まり、眞崎さんの作品「今、私にできること」を含む3点が最優秀賞に選ばれた。東京で授賞式があり、作品はJICAのホームページで紹介されている。

 眞崎さんは昨年夏「日本の次世代リーダー養成塾」に参加し、紛争地域で生きる子どもたちの現状を知った。「自分にもできること」を考えた眞崎さんは、支援が必要な国の子どもたちに絵本を送るボランティアに参加し、活動は学校の仲間とともに古着や靴を集めて送るボランティアへと広がった。

 エッセーは、祖国を知らないミャンマーの難民キャンプの子どもたちへ、幸せな国の日常が描かれた絵本を送る際の複雑な心境をつづり、「私たち目線」ではない、相手の立場に寄り添う心の大切さを説いた。

 3月には卒業生から不用になった学校指定シューズを寄付してもらい、アフリカの子どもたちを支援するボランティア団体に送る。眞崎さんは「国内にいても、自分のような普通の高校生にも、できる支援がある。同じ高校生にそれを伝えたい」と話す。眞崎さんはことし7月にはコンテストの受賞者とともに海外研修し、ラオスで国際協力の現場を学ぶ予定。将来は国際協力に関わる仕事に興味があるという。

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