手作業での茶摘みを楽しむ佐賀女子短期大1年の学生たち=嬉野市の茶業試験場

 佐賀市の佐賀女子短期大学1年生による泊まりがけの研修会が8、9の両日、嬉野市であった。190人が茶摘みや釜炒り、茶の入れ方などの体験を通して同市特産のうれしの茶について学んだほか、宿泊した和多屋別荘でも接遇や食事マナーの指導を受け、教室では得られない学びを楽しんだ。

 このうち8日は、同市の茶業試験場で茶の栽培方法を学習。同試験場職員の釘本知仁さん(55)が、収穫1週間から10日前に被覆資材をかぶせる栽培方法について「皆さんと同じようにUV対策をすることで、緑色が際立って湯を注いだ時の水色も濃くなる。価格も1キロ2千円なのが3千円くらいに上がる」などと分かりやすく説明した。

 また場内の茶畑で、手作業による茶摘みも体験。「先端から葉3枚で折って摘んで」と説明を受け、学生らは「思ったより簡単」と笑顔で作業したものの、数分間の作業で目標としていた1人150グラムにはなかなか届かなかった。同試験場の職員が用意した冷たいうれしの茶も味わい、子ども未来学科の竹熊汐里さん(18)は「すっきりと甘みがあっておいしい。普段飲む緑茶よりも渋味がなくて飲みやすい」と驚いていた。

 嬉野市と佐賀女子短大は包括的連携協定を締結しており、昨年度から1年生による現地研修に取り組んでいる。宿泊研修は今回初めて実施した。

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