脇山行人氏

田中裕之氏

 佐賀県は6日、2018年の「明治維新150年」に向けた取り組みを推進するため「肥前さが幕末維新博事務局」を10日付で設置すると発表した。部長級の事務局長を含む18人体制で、18年3月から10カ月間、県内全域で展開する予定の幕末維新博に関する事業に取り組む。

 事務局は、世界遺産推進室(室長ら4人)と有田焼創業400年事業推進グループ(推進監を含む15人)を発展解消する形で設ける。事務局長(部長級)に脇山行人政策部副部長(56)を、副部長級の事務局次長に田中裕之文化・スポーツ交流局副局長(55)を起用する。

 年度途中の1月の組織改正について大田芳洋総務部長は「年単位で取り組む事業であり、18年に向けプレ事業も進める必要がある。今は当初予算編成の時期でもあり、議論を通じて事業の全体像を早く固める必要もある」と説明した。

 同日、山口祥義知事を本部長に各部局長で構成する明治維新150年事業推進本部の第2回会合が県庁で開かれた。山口知事は「“薩長土”に比べ出遅れ感はあるが、加速度的に準備をスピードアップさせて“肥薩長土”といわれるような取り組みをしたい」と専任組織設置の意義を強調した。

 会議では、未来志向の事業にするために次世代の子どもたちに興味、関心を持ってもらうための工夫や、佐賀市だけでなく唐津や鳥栖など県内各地とネットワークで結んで県全体で盛り上げる取り組みの必要性などを指摘する意見も出た。

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