とろける甘みとさわやかな香りが特長で「ミカンの大トロ」ともいわれる唐津産の「せとか」

■香り華やか とろける甘み

 とろけるような甘みと濃醇(のうじゅん)な味わいで「ミカンの大トロ」の異名を持つ中晩柑「せとか」。赤みを帯びた大玉の皮をむくだけで香水のような華やかな香りが辺り一面に広がる。県内最大の生産量を誇る唐津市で5日から出荷が始まった。

 JAからつ浜玉選果場では、事前検査で上位成績だった3人の生産者が先陣を切って約20トンを出荷。直径約9センチの大玉で糖度も13度前後が中心で、上々の出来栄えとなった。

 管内では生産者36人が約6ヘクタールで栽培し、今年も平年並みの出荷量170トン、販売額1億円を目指す。唐津東部営農センターの原康二主任は「大玉なのに皮が薄く、見た目にも味にも優れている。家族だんらんで楽しく食べて」と話す。

 今月下旬に加温ハウス栽培から無加温に、2月中旬には露地物に切り替わる。全国に出荷され、JAからつの直売所うまかもん市場の店頭にも並ぶ。

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