今季これまでの2試合を糧に広島戦の完封勝利を期するDF吉田(中央)=8日、鳥栖市北部グラウンド

 11日、鳥栖市のベストアメニティスタジアムにサンフレッチェ広島を迎えるサガン鳥栖。DF吉田が、昨季リーグ戦2試合で計6失点と苦杯を喫した相手への完封勝利に意欲を見せている。

 今季これまでの2試合は、いずれも1失点目に絡んでしまった。第1節の柏戦では、後半立ち上がりに相手FWの切り返しに追いつけず、PKを与える結果に。前節の川崎戦はボールをコントロールできずに奪われてシュートに持ち込まれた。「集中できているが、いずれも技術的なミス」と反省する。

 攻撃では「前に行く推進力や攻撃の起点になる」と、アーリークロスでFW豊田の頭に合わせるボールを供給する。ただ「チャンスがあればしっかり出ていくが、まずはしっかりと安定した守備をやること」と自らの第一の役割を見つめ直す。

 昨季はリーグ戦32試合に出場、Jリーグ優秀選手に選ばれた。今季は副キャプテンを務める。今や鳥栖を代表する選手の一人となったが、緩んだ表情は一切ない。「ピッチ内外で先頭を切って、プレーで引っ張りたい」。強いプレスと熱い気持ちで今季初勝利をたぐり寄せる。

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