作品に近づいて鑑賞する来場者ら=佐賀市城内の市村記念体育館

 華道家元・池坊佐賀県連合支部の「いけばな池坊展」が10日、佐賀市城内の市村記念体育館で始まった。県内の会員401人による古典から現代風の作品まで色鮮やかな生け花作品が並ぶ。13日まで。

 豊臣秀吉の圧政に花で対抗した池坊専好を描き、6月3日から公開される映画「花戦さ(はないくさ)」(野村萬斎主演)にちなみ、会場中央には専好の時代を思わせる古典作品が顔をそろえる。床の間がない現代の家屋でも玄関先などに飾れる小品も目を楽しませる。連合支部長の坂口和代さんは「展覧会や映画をきっかけに、難しく考えず楽しんで花に触れてもらえれば」と話す。

 来場した鹿島市の笠告(かさつぐ)久子さん(83)は「ごちそうをいただいたみたいに幸せな気持ち」と笑顔を見せ、一緒に来た田中キヨ子さん(83)は「生きている花はすてき。1つ1つが素晴らしい」と感心していた。

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