「絆伝心」のラベル貼りをする「ユニカレさが」の学生と職員たち=みやき町の天吹酒造

■11日から ユニカレさが学生も一役

 東日本大震災の被災地を応援しようと始まった復興応援・交流の酒「絆伝心」のプロジェクトが6年目を迎え、今年も商品が完成した。8日には製造協力しているみやき町の天吹酒造でラベル貼りがあり、「障がい者ビジネススクール ユニカレさが」(佐賀市)の学生ら約20人が一本一本心を込めて作業に当たった。

 ユニカレさがの学生たちは昨年から肥前名尾和紙製のラベルをちぎったり、瓶に貼る工程をボランティアで手伝っている。学生たちは、角度や位置を確かめながら、酒が入った青い瓶にラベルを丁寧に貼っていった。初めて参加したという松隈勇幸(たけゆき)さん(32)=鳥栖市=は「応援の輪に加われてうれしい。一つ一つに込めた思いが被災地の方々に届けば」と願った。

 今年は昨年4月に発生した熊本地震の被災地も支援の対象に加える。プロジェクトをまとめるNPO法人「地球市民の会」の西村一守さん(68)は「今回は宮城県の酒米農家から今までのお礼にと米を寄付してもらったり、絆はさらにつながっている。6年がたって応援活動が少なくなる中でも、『まだここは続けているぞ』と発信していきたい」と話す。今回は売上金を利用し、東日本大震災と熊本地震双方の被災地の住民交流を計画しているという。

 復興応援酒(720ミリリットル、税別1500円)は2千本を限定販売。天吹酒造で既に先行販売しているほか、3月11日から県内の酒店などで一般販売する。問い合わせは天吹酒造、電話0942(89)2001。

このエントリーをはてなブックマークに追加