女山大根をメーンにした料理に舌鼓を打つ児童たち=多久市西多久町

 多久市西多久町の地元野菜・女山大根をメーンに郷土料理を味わう「鬼火焚(た)き・七草粥(かゆ)会・女山大根まつり」が7日、西多久公民館で開かれた。食事会には市内外から約100人が駆けつけ、旬の味に舌鼓を打った。

 食事会では「なます」や「かけあい」など定番料理をはじめ、赤みがかった素材と独特の甘みを生かしてゼリーに仕立てたオリジナルメニューも提供された。「野菜ソムリエコミュニティー佐賀」の西岡弘子会長は「女山大根は独特の色合いと味わいから、県内では最も可能性のある地域在来の野菜」と賞賛し、料理をじっくりと味わっていた。

 昨年は天候不順もあり、大根の収穫をあきらめた農家も少なくないという。飯守会長は「知名度は上がり消費も増えたが、栽培農家の高齢化で供給と需要のバランスが崩れつつある。江戸時代から続く、郷土野菜をこれからも伝えないといけない」と話している。

 約300年前から栽培されている女山大根を消費者に知ってもらおうと、地元のまちづくりグループ「西多久町を考える会」(飯守康洋会長)が12年前から開催している。

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