新しい外来診療棟の屋上に設置されたヘリポート。ドクターヘリなどが離着陸できる=佐賀市日の出の国立病院機構佐賀病院

 国立病院機構佐賀病院(佐賀市日の出)の新しい外来診療棟が完成した。ドクターヘリや防災ヘリが離着陸できる屋上ヘリポートを備え、救急や周産期など医療機能の強化とともに患者へのサービス向上を図る。21日から新棟での診療を開始する。

 新しい外来診療棟は鉄筋4階建て。救急患者に迅速に対応できるよう、1階の救急処置室のそばにコンピューター断層撮影(CT)検査などを行う放射線科や手術室を配置した。玄関ホールを吹き抜けにして開放感を持たせ、各診察室のスペースも広くした。約200人を収容できる研修ホールなども設けている。

 外来診療棟の建て替えは56年ぶり。他の病棟を含めた延べ床面積は約3万平方メートルとなり、病床数は292床。

 内覧会が11日あり、島正義院長は「ストレッチャーや車いすでの移動を短くしたほか、通院時の車の出入りをしやすくしており、患者の負担軽減につながる。診療の幅をさらに広げていきたい」と話していた。

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