初競りでは、ご祝儀相場もあって落札価格が100万円を超える子牛も相次いだ=多久市のJAさが畜産センター

 黒毛和牛の子牛の初競りが8日、多久市のJAさが畜産センターであり、平均落札価格は前年同期より11万1567円高い85万2345円だった。昨年2頭だった100万円を超える子牛は13頭を数え、初日から高値傾向が鮮明となった。

 競りには、県内外の繁殖農家が約300頭を出品。三重県などからの遠来組を含め、肥育農家やバイヤーら約110人が参加した。最高価格は雌で166万8600円、去勢が140万6160円。平均価格は前年同期比で雌が8万8840円高い77万1505円、去勢は12万5249円高い91万8624円だった。

 JAさが畜産・酪農部は高額落札の背景として「出品頭数が依然少なく、佐賀牛のブランド化が国内外で浸透してきているため」と説明。一方、全国の繁殖農家数が6年ぶりに増加に転じていることから「今年は高値傾向に一定の歯止めがかかるのでは」(JA関係者)としている。

 子牛の県内自給率は約25%にとどまっており、県農林水産部畜産課の山田雄一課長は「優良な雌の飼育や、繁殖と肥育の一貫経営を進めていきたい」と話していた。

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