■「大ごとになるとは」反省

 佐賀県西部の高校の男子が、動物の死骸の写真と「殺してやった」という書き込みを短文投稿サイト「ツイッター」に投稿し、高校に抗議のメールや電話が寄せられている。動物はアナグマで、生徒は実家の畑が荒らされていた。書き込みが「こんなに大ごとになるとは思っていなかった」と反省しているという。

 生徒は17日、あお向けの動物の写真を投稿し、「おいん家の玄関におったけん、後ろからバットでフルスイングしてぶち殺してやった笑」と書き込んだ。同日中に削除したものの、インターネット上の掲示板に転載され、批判が相次いだ。

 高校が事実関係を確認したところ、生徒は今年7月、自宅に現れたアナグマを棒で追い払おうとして頭に当て、死なせた。畑や作り置きの漬物を荒らし、家族が困っていたという。アナグマは有害鳥獣で駆除の対象になっている。

 写真は当時、家族に報告するために撮影し、アナグマを最近見たという友人に注意を促すつもりで今回投稿したと説明しているが、校長は「見たり読んだりした人を不快にさせる内容だった」と受け止めている。

 高校には18日だけで約300件のメールが寄せられ、批判や無言の電話もあった。ネット上に個人情報を取り上げるケースもあり、高校は関係機関に相談した。

 高校は19日、全校集会を開き、不適切な内容を投稿しないように、SNS(会員制交流サイト)やネットの使い方を指導した。校長は「情報モラル教育を強めていきたい」と話している。

このエントリーをはてなブックマークに追加