要支援者をリヤカーで引いて避難させる訓練に当たる参加者=嬉野市塩田町

 嬉野市塩田町久間地区の住民による初めての防災訓練が同地区の中通集落センターなどであった。200人以上が参加し、防災や災害発生時の行動について確認した。

 大雨で土砂災害の恐れが高まり、避難勧告が出された想定で同センターに避難した。けが人や高齢者ら避難時に支援が必要な人も想定し、リヤカーや車いす、担架での避難を介添え役の数人がサポートした。センターではAED(自動体外式除細動器)の使い方や非常食の炊き出し訓練、初期消火訓練も実施した。

 地域住民組織「久間地域コミュニティ」の呼び掛けで初めて実施した。昨年7月には区長や公民館長、消防団なども含めた地区防災連絡会も立ち上げた。同組織の関係者は「全体的にスムーズにできた。避難場所も変えながら、実際の災害を考えて最適な避難場所を再検討することも必要」と話していた。

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