下平博明校長から花束を受け取る部長の岩永彩希さん

ダイナミックに演奏するメンバーたち。右下は客席での演舞

■県大会金賞の実力を披露

 昨年12月4日の午後、西有田中吹奏楽部第3回定期演奏会が有田町のほのおの博記念堂ホールで開かれた。7月に開催された第57回佐賀県吹奏楽大会の中学校Aパートで見事に金賞を受賞。その1年前にはBパートで銀賞を受けており、メキメキと力をつけてきている。

 もともと地元の大山小は金管バンドの歴史を持ち、地域性もあるが、3年前に外尾美記さん(47)が音楽講師として赴任して以来、音楽を楽しむ心や支え合うチームワークの必要性を学んできた。この年、1年生13人が入部。世間で生徒数が減っている中、今や38人の部員数を誇る。

 昨年11月25日の「有田町食と農業まつり」では、ステージ前に躍り出るダイナミックな演奏を披露。12月4日の演奏会は3部構成で、クラシックからポピュラー、歌謡曲までフルバンドで見事に演奏した。来場者に配慮した演歌のメドレーで「天城越え」「つぐない」と続くと、これが中学生の演奏かと驚かされた。

 制服から普段着に着替えた後の演奏はさらに圧巻で、司会を担当した保護者も言葉を失った様子だった。下平博明校長の突然の花束贈呈で、会場には感動の余韻が広がった。(地域リポーター・藤泰治=有田町)

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