オカリナで「故郷」を演奏する、肝炎佐賀の会の副代表・太田昌子さん(右)とメンバーら=佐賀市立図書館

 肝炎について正しく知ってもらおうと、「肝炎佐賀の会」が10日、佐賀市立図書館でオカリナコンサートと交流会を開いた。

 同会は、2013年に「佐賀肝臓友の会」と「肝炎患者佐賀の会」が合併して発足。4年目の本年度、同会の副代表で、息子の出産時に肝炎になり治療を受けて完治した太田昌子さん(63)らが、肝炎や同会のことを知ってもらおうと、新たな取り組みとしてコンサートと交流会を始めた。この日は、会員ら5人が、こいのぼりやさんぽなど5曲を演奏し、交流会では肝炎の治療を受けた人たちが体験談などを話した。

 同会の太田茂代表(67)は「検査や治療のイメージを少しでも変えていければ。草の根運動で頑張りたい」と意気込んでいる。オカリナコンサートと交流会は今後も毎月第2水曜日に開いていく予定。

 肝炎は日本ではB型、C型肝炎ウイルスによるものがほとんどで、放置すると肝臓がんになる恐れがある。佐賀県は肝臓がんの死亡率が17年連続で全国ワーストワン。副作用がほとんどない新薬ができたり、県や国から治療費の補助金が出たりしているが、「治療がきつい、医療費が高い」というイメージから検査や治療を受けない人が多いという。

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