日本での生活で感じたことなどを語るチャド・マレーンさん(左)ら=佐賀市のイオンシネマ佐賀大和

 外国人住民への理解を深めようと、「多文化共生セミナー」(佐賀県主催)が、佐賀市のイオンシネマ佐賀大和で開かれた。オーストラリア出身のお笑い芸人チャド・マレーンさん(37)や県内在住の外国人が、日本で生活して気付いたことや困ったことなどを語り合った。

 チャドさんは、高校生の交換留学生として来日した。講演ではお笑いの道に進んだ経緯などをギャグを交えながら振り返った。パネル討議は、ALT(外国語指導助手)や主婦、技能実習生ら6人が登壇した。学校のプリントや回覧板が漢字ばかりで分からず、ふりがなを振ってほしいといった要望や、笑顔であいさつする大切さなど、率直に感じたことをぶつけた。

 討議にも参加したチャドさんは「数十年後には現在より外国人が増え、それぞれのコミュニティーができているかもしれない。ただ、靴を脱いだらそろえるなど、日本のすてきな部分を伝えていくのは大事なことでは」と語った。セミナーには約150人が来場した。

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