実習内容について山口知事の質問に答える生徒ら=佐賀市の北陵高校

 山口祥義知事が10日、佐賀市の北陵高校(大坪健造校長)を訪問した。山口知事は「北陵高校はものづくりの母校」と話し、各科の実習風景を見学して生徒らと交流した。

 介護福祉士の資格取得を目指す生活文化科では、実習用の人形の鼻に管を通し栄養を送る作業の練習を見学した。山口知事は生徒に「大事な仕事だから給料を増やしたい」と話し、生徒らは「よろしくお願いします」と笑顔で応じていた。

 自動車科では、実習で使う旋盤機械が昭和40年代製だったことに驚いた様子を見せた。大坪校長は「私立校では買い換えが難しい。卒業生は就職先で最新式の機械に触れて戸惑う」と説明すると、山口知事は「企業から使用済み機械の寄贈を募るなど、方法を探したい」と話した。

 同校は工業系と福祉系の7学科があり、本年度就職する生徒の68%が県内に根を張る。山口知事は「この学校に佐賀の未来がかかっている」と熱心に授業を見て回った。

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