■空手、歩き方で魅力アピール
職場の好感度男子を選ぶ「新春 推しメンコンテスト2017」が7日、佐賀市のロイヤルチェスター佐賀であった。最高賞の金賞に、食堂「池田屋」でアルバイトする佐賀大学経済学部3年の山本泰三さん(23)=同市=が輝いた。
大会では20、30代の男性19人が一人2分のアピールタイムに挑戦。ゴルフのスイングやダンスをはじめ、女装したり、公開プロポーズをするなど会場は盛り上がりを見せた。女性モデルとタキシード姿で手を組んでエスコートする歩き方の審査もあった。
審査員6人と観客450人が投票し、小学生時代から続ける空手の瓦割りなどを披露した山本さんが最高票を獲得。山本さんは表彰式で「店の人たちが大会出場を後押ししてくれたおかげ」と喜びを語った。
容姿にとどまらず、男性の人間的な魅力を審査しようとロイヤルチェスター佐賀が初めて企画した。橋口健一支配人は「地域活性化を目指し、企業や商店など県内のさまざまな職場からすばらしい人材を発掘したい」と話している。