佐賀銀行(佐賀市、陣内芳博頭取)が11日発表した2017年3月期連結決算は、売上高にあたる経常収益が前期比10・0%減の441億600万円、経常利益が34・1%減の40億5700万円で、減収減益となった。減収は2期ぶり、減益は3期連続。純利益は10・6%減の28億9800万円。

 貸倒引当金戻入益が前年より増えたものの、日銀のマイナス金利政策の影響で貸出金の利ざやが縮小。退職金の運用益低下に伴うコスト増や、株式の売却損も響いた。

 自己資本比率(単体)は7・68%で、前期から1・22ポイント低下した。不良債権比率は0・08ポイント低下して2・46%。預金平均残高は2兆1007億円、貸出金の平均残高は1兆4208億円で、1株当たりの年間配当は7円。

 18年3月期は、経常収益365億円、経常利益38億円、純利益27億円と減収減益を見込む。陣内頭取は「コンピューターや人件費を減らせない中で、収入も増えてこない。あらゆる面でマイナス金利が影響している」と語った。

 6月29日付の役員人事も発表。田中政利取締役営業統括本部長代理が退任し、古川広直執行役員唐津エリア長兼唐津支店長、中村紳三郎総合企画部長が取締役に就任、草場稔常勤監査役の退任に伴い、鶴田賢二業務統括本部業務集中支援部長が監査役に就く。

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