第1局で久保弘さん(左手前)に先勝し、タイトル奪取へあと1勝とした橋口正さん=佐賀市神園の神野公園内「神野のお茶屋」

 第39期佐賀県アマ囲碁最強者戦(佐賀新聞社主催)の挑戦手合三番勝負が11日、佐賀市の神野公園内「神野のお茶屋」で始まった。第1局は挑戦手合8回目の挑戦となる橋口正さん(60)=武雄市=が、前期最強者の久保弘さん(80)=小城市=を半目差で破り、9年ぶり3回目のタイトル奪取へあと1勝とした。

 対局は握って久保さんが先番。黒の中国流に対し、白は向かい小目から足早に上、下辺に展開する布石でスタート。白22の三々ツケから碁が動いたが、黒23ハネが問題で、白がサバキに成功した。

 中盤に入り、黒57が久保さんらしい強手。大きなコウ争いが発生した。黒のコウ立てに白はコウを解消したが、実利が大きく黒有望の形勢となった。しかし、形勢を楽観した黒の踏み込みが足りず、逆に白が盛り返し、ややリードして終盤へ。息詰まるヨセが続いたが、わずか半目差で橋口さんが熱戦を制した。

 橋口さんは「コウで形勢を悪くしたが、辛抱しながら打った。明日も精一杯頑張りたい」と話し、久保さんは「大きなミスを2回して消極的になった。また明日からです」と巻き返しを誓った。

 第2局は12日午前9時半から同会場で始まる。1勝1敗のタイになった場合、午後1時半からの最終局で最強者を決める。一般の観覧は自由、観戦部屋を設けている。

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