佐賀東信用組合(佐賀市、芹田泉理事長)は、相続時に金銭のみ受け渡す遺言代用信託「しんくみ相続信託」の取り扱いを始めた。オリックス銀行(東京)との信託契約を同組合が仲介する形で、高齢化が進む顧客ニーズに対応していく。

 オリックス銀行と信託契約代理店の業務委託契約を1日に締結した。信託財産の管理運用は同行が行い、生前中は利用者に配当金を年1回支払う。元本は保証され、利用者が死亡した場合も相続人が資金を一括して受け取ることができる。

 申し込み金額は100万~500万円で、信託期間は最長30年。一つの契約で相続人1人を指定できる。運用収益から事務費用を差し引くため、管理報酬費と申し込み・解約手数料は無料となっている。

 同組合は「首都圏に家族がいる顧客も多く、潜在需要がある。インターネットで独自性の高い商品を提供するオリックス銀行のノウハウを活用していきたい」と話している。

このエントリーをはてなブックマークに追加