二千年蓮が咲き誇るハス園を整備した「みやき二千年蓮を見守る会」の牛島重憲さんと妻の節子さん=みやき町白壁の千栗土居公園

 みやき町白壁の千栗土居公園の一角に、地元の住民団体がハス園を整備した。「二千年蓮(はす)」で知られる聖光寺(多久市)から譲り受けた大賀蓮が開花し、見頃を迎えている。同園を管理する「みやき二千年蓮を見守る会」の牛島重憲代表(78)は「サツキ、ショウブ、アジサイなど他の花も周囲に植え、一年中花が咲く場所にしたい。多くの人の目で見守っていきたい」と意気込む。

 同公園には約9千平方メートルの池があり、食用のハスが植えられている。夏には大輪の花を咲かせ、ハスの名所として親しまれている。より観光資源を磨き上げようと、5年ほど前から聖光寺から譲り受けた二千年蓮の定植を試みてきた。

 しかし、2~3年間はうまくいかず、町産業課や町観光協会などと試行錯誤の末、水深が深すぎることが問題だと分かり、公園南東側の一角を整備し植えることにした。

 ただ、該当箇所はショウブ園だったが管理が行き届かず荒れていた。「整備するにあたって池の中をさらうと、コンクリートブロックやビニール袋などが大量に廃棄されていた」と牛島さん。全て撤去し、定植に適した環境を整えた。

 大賀蓮を昨年5月に植えると、順調に生育し、1年後の現在は、300~400本の花を咲かせるまでになった。今年は舞姫蓮(まいひれん)という品種も植え、小ぶりながら花を咲かせつつある。牛島さんは「多くの人が訪れ、癒やされる町の名所になれば」とほほ笑む。9日午前10時から現地で鑑賞会を開く。問い合わせは牛島さん、電話090(8298)6537。

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