田口英信社長(左)から説明を受ける有田工高の保護者ら=基山町小倉の田口電機工業

■県が企画「就職の参考に」

 有田町の県立有田工高で学ぶ生徒の保護者14人が4日、企業見学会で基山町にある、めっき専業メーカー田口電機工業を訪問した。会社概要の説明を受け工場を見学した保護者は「最先端の技術開発への取り組みなど、よく理解できた」と子どもたちの就職先選択の参考になった様子だった。

 県が進めている保護者向け県内ものづくり企業見学会で、県内の工業系高校に通う生徒の保護者に、優れた技術を持つ県内企業を直接見てもらって、子どもの就職先の選択肢に加えてもらおうとの狙い。この日は有田工高2、3年生の保護者が参加した。

 同社は50種類以上のめっき品種を扱い、半導体・液晶製造装置をはじめIT関連、ロボット産業、自動車メーカーなど九州・山口を中心に全国1700社と取引している。

 めっき部門の佐賀県マイスターに認定されている田口英信社長(59)が案内役を務め、「当社はめっきのデパートとして信頼を得ている。社員60人の平均年齢はまだ20代と若く、これから世界最先端のナノテクノロジー技術でグローバル企業に生まれ変わろうと頑張っている」と技術力と志の高さをアピールした。

 長男が機械科2年生というPTA会長の西山一平さん(39)=有田町=は「ナノテクも手がけられていて夢のある企業だと、子どもや生徒たちに紹介したい」と話していた。同日は他に2社を訪問した。

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