山城博治氏

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設への反対運動に取り組む沖縄平和運動センターの山城博治議長が7日午後6時から、佐賀市の自治労会館で講演する。抗議活動中に逮捕され、約5カ月にわたり勾留された経験など、政府からの圧力の強まりを実感している運動の現状を報告する。聴講無料。

 山城氏は、辺野古の新基地建設と米軍北部訓練場のヘリコプター離着陸帯建設に反対する活動の中で逮捕され、3月まで5カ月、勾留された。起訴された罪は器物損壊や公務執行妨害など、微罪とも位置付けられる内容で、山城氏が反対運動のリーダー的存在だったため、捜査に政治的意思が働いたとの見方もある。

 6月にスイスのジュネーブで開かれた国連人権理事会では、沖縄の反基地運動を巡る日本政府の対応が「人権侵害」の恐れがあるとして取り上げられ、山城氏が演説して「沖縄の民意が政府によって暴力的に排除されている」と訴えた。

 講演は佐賀県平和運動センターが、沖縄の基地問題を巡る実状を知ってもらおうと「沖縄に連帯する佐賀県集会」と題して企画した。問い合わせはセンター、電話0952(32)2211。

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