遠田和夫氏

 全国で約4万6千人が登録する日本行政書士会連合会の会長に再選された遠田和夫氏(69)。遺産分割や自動車登録、農地転用…。「あらゆる官公署の書類に関係する行政書士の仕事を広く知ってもらいたい」と2期目への抱負を語る。

 昨年発生した熊本地震では、早期の罹災(りさい)証明発行に向けて九州各地から相談員を派遣したり、現地の行政書士の活動費を支援したりした。大規模災害時の支援協定の締結も、各地の自治体との間で進めている。佐賀では2年前、県行政書士会など8専門士業でつくる組織と県が結んだ。さらに細やかな連携に向け「市町単位での締結も進めていく必要がある」と考える。

 平日は全国や各省庁で意見交換や要請活動をして、週末に地元小城市で建設業の許認可申請などをこなす。「行政書士は、扱う書類が3千~5千種類といわれる。だからこそ、困り事があればワンストップで、最初の相談窓口として役に立てる」と力を込める。

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